御幣立始祭を執り行いました。
2013.12.5 -[社務日誌]
9時より御幣立始祭(ごへいたてはじめさい)を執り行いました。
御幣(ごへい)は元々「みてぐら」と呼ばれ、神様へ捧げる物の一つであります。
お正月を迎える際には神宮大麻(じんぐうたいま 天照さまのお神札)、廣田神社のお神札(氏神さまのお神札)を新たに受けると共に、御幣の紙垂(しで 白い紙)を毎年必ず新しく立て替えるのが、古くから伝わる津軽一円の習わしとなっています。
そのため、紙垂の材料となる和紙を祓い清め、御幣の新年立て始めを神様に奉告する御幣立始祭を毎年12月5日に執り行っています。
一番初めの立て替えは、宮司が立てた金生稲荷神社の御幣とし、御幣立始祭の神事でお供えされて祓い清められます。
神事では御幣を立て始める奉告だけではなく、新しく立て替えた御幣を、自宅の神棚に奉る皆様のご繁栄も併せて祈念しております。
また、御幣立始祭終了後に御幣の受付が始まりますが、御幣をお持ち頂いた先着10名の方には”新年が光り輝くように”との願いを込めた金の御幣に、特別に奉製しております。
早速、何名かの方が縁起を担ぎに、社務所へ並んで御幣の受付開始を待っておりました。
但し、先着10名が終了しても、金の御幣はご相談いただければ特別に奉製することもできますので気軽にご相談ください。
年末までにお神札と御幣を新たにして、家族そろって良い新年を迎えましょう。