齋藤木材さんにて、毎年恒例の山神祭（さんじんさい）が執り行われました。

山神祭とは、山の神様に恵みを享受させて頂いている感謝を伝えると共に、これからも変わらぬ恩恵を賜れるよう祈念するお祭りです。

現在地に会社が移つる前は廣田神社の側に会社があったことから、場所が変わった現在においても廣田大神様への信仰篤く、移転前から山神祭を毎年執り行っています。

神事前日までには各事務所や工場などの御幣や剣祓いが新しく奉製され、山神祭にて祓い清められた後に各所へお供えされます。

青森市は林業関係が盛んであったこともあり、多くの木材所や製材所など多くありましたが、残念なことに林業の衰退に加え、外国産の木の輸入などの普及を受けて、現在は多くの会社がなくなってしまいました。

そのような中でも、ヒノキよりも湿気や強度が強い良質の木材である青森ヒバのみを扱う木材所として、現在も沢山の木材を卸しています。

神事では山の神様である大山祗大神の御神影の掛け軸を掲げ、その前に祭壇を設けて社員が揃い厳粛に執り行われ真摯に祈りが捧げられます。

木が山を作り、山が海や田畑を作っていきます。

その大いなる山の恵みに感謝しながら来年も安全で益々栄えますことを、お祈り申し上げます、