大晦日に除夜祭並び師走大祓式を執り行いました。
2013.12.31 -[社務日誌]
今年もあっという間に一年が終わろうとしています。
朝から晴れ間が続き、ここ数年では珍しく、ほとんど雪がない状態で大晦日を迎えることになりました。
それに加え、23時頃からは雨が降り出し、傘をもって参拝するというこの時期では考えられない光景となりました。
元旦を迎える前は毎年の如く嵐の前の静けさで、境内のみならず国道沿いも人気がなくなり、異様な世界に包まれます。
23時からは、今年一年を無事過ごすことが出来た感謝と共に、同じ日をまた迎えられるよう祈念する除夜祭並び、6月30日に執り行った夏越大祓式の対となる年越えの祭りである、師走大祓式が執り行われました。
昨年よりも参列が少なかったものの、皆さん今年を無事終えることが出来た喜びを口々に語っていました。
雨とはいえ、寒さに凍える社殿の中、半年の罪穢れが無事祓い清められ、健やかな気持ちで新年を迎えることが出来ました。
廣田神社の神事終了後は、末社の金生稲荷神社にて除夜祭を執り行いました。
初詣する参拝者の鳴らす鈴を背に受けながら、金生稲荷神社の除夜祭も滞りなく終えることが出来ました。
激しくなる雨の中にも関わらず、多くの参拝者が連なり、人々の列は道路まで出てしまいました。
老若男女、それぞれの感謝と願いを神様に真摯に祈っておられました。
今年は夜中まで境内に参拝者の声がこだまし、多くの方が遅くまで祈りを捧げていました。
氏子崇敬者皆様の、新しき一年が素晴らしい良き年となりますことを祈念申し上げます。