桂淵（渕とも書く）龍神宮は外ヶ浜町小国方面の蟹田川のすぐ横に鎮座している神社です。

創建は不明ですが、蟹田川の氾濫が著しく、その被害も甚大であったため、川の淵に神社を建てて水神様を祀り鎮めたのが始まりとされています。

今でこそ神社内は明るくなっていますが、数十年前までは鬱蒼と木々が茂っていたために、近寄りがたい神社であったそうです。

そのため、境内周辺には神棚が散逸し、桂渕龍神宮にお参りに行くと狐に騙されるという伝えがありました。

桂淵龍神宮は氏子がないため、周辺地域の七ヵ村に鎮座する上小国小国神社、中小国加茂神社、下小国住吉神社、山本稲荷神社、南澤神明宮、大平八幡宮、外黒山稲荷神社、の役員総代が輪番制で管理運営をしてご奉仕しています。

今年は大平八幡宮が担当となり、祭典を仕切りました。

青空広がる良い天気でしたが、ヤマセが荒び、非常に寒かったため、ストーブを焚いてご奉仕しました。

各区長さんと、担当神社関係者以外にも、特別に崇敬している方も参列され、真摯に祈りが捧げられました。

終了後は直会となり、各区長さん同士も懇談しながら楽しく過ごしました。

今年一年の地域発展と氏子皆様ご健勝、ご多幸を祈念申し上げます。