夏越大祓式用の茅を刈り取ってきました。
2014.6.28 -[社務日誌]
30日に行われる夏越大祓式に使用する茅(葦)を刈り取ってきました。
茅の輪を腰につけたところ災厄から免れたという蘇民将来の古事に由来して、夏越大祓式では茅の輪を作り、くぐって災厄を祓う神事が行われています。
青空広がる良い天気で、早朝にも関わらず汗ばむような日和の中、茅を刈り取りました。
廣田神社周辺には茅が生えている所がないため、毎年宮司が奉仕している清水天満宮の総代さんにお願いをして刈り取らせて頂いています。
少し多めに取らせて頂きましたが、手際良くあっという間に終了しました。
ちょっとした間に茅を使った船の作り方や草笛の作り方を教えて頂きました。
自然を利用しておもちゃを作り楽しんでいた日本人の伝統が薄れているのは残念なことです。
何かの機会にこういった昔の遊びを地域の子供達へ伝えられればと思います。