夕方より恒例の書道稽古が行われました。

今回の楷書は「歌舞」という字です。

歌の右部分の「可」という字を、単純に上下に並べるだけでは上手く書けず、それぞれに微妙に違いを出してバランスを取るのが非常に難しい箇所でした。

課題もシンプルゆえの難しさがあり、筆遣いに気をもみながらも自然なさばきが出来るよう意識して行いました。

一見、自然に書かれているうにみえる筆の運びも、実は計算して鍛錬を重ねて意識した上で作られる技であることを少しずつ知っていくことで、見本の見方も意識的にみられるようになってきました。