昨日、夕方より青森市PTA連合会さんのねぶた入魂祭並び安全祈願祭を執り行いました。

今年の題材は、ねぶた師　内山龍星：作「鬼童丸と袴垂保輔（きどうまる　と　はかまだれやすすけ）」だそうです。

ねぶたは宗教をともわないお祭りとよく言われますが、その発祥の民俗性はその土地の宗教的観念が色濃く反映されています。

そのため、ねぶた祭りでも毎年全体の安全祈願祭が執り行われた後、多くの団体にて各々入魂祭や安全祈願祭等の神事が行われています。

ねぶたは台上げが終了した状態で、神事が終わればあとは仕上げだけの状態となっていました。

陸奥湾の激しい風が吹き、祭壇のものが飛ばれそうになりながら神事を行いました。

皆さん、職業も時間帯もバラバラのため毎回人手を集めるのが大変なそうですが、それによって他の方々に助けてもらい交流が広がっていくのもまた、ねぶたの醍醐味だそうです。

毎年同じことをやるように思えて毎年違う面を見せてくれるねぶたの素晴らしい文化を、PTAを通して子供たちにも伝えていきたいそうです。

参列者一同、玉串を捧げて真摯に拝礼されました。

青森市PTA連合会の運行安全を廣田大御神様に祈念申し上げます。