書道の稽古が行われました。
2014.8.22 -[社務日誌]
夕方より恒例の書道稽古が行われました。
今回の楷書は「甘菜」という字です。
甘いという字も単純な字ゆえに強弱の付け方、伸ばす部分の長さ調整など難しい箇所でした。
また、硬筆で書くと止める部分でも、毛筆になると字の流れから微妙に筆跡を残さなければならない部分なども苦労しました。
課題は2回目でしたが、楷書同様に部分で見てしまうと字そのものの全体を見れずに流して筆跡を残す箇所が上手くつながらないなど、筆をしっかりと流す意識を持つのが大変でした。
書道を極めている方の字は、どんなに字を崩していてもその筆の流れを見ると、必ず意味があり、その動きによって上手く崩していることが見えてきます。
基本を以て自分流の形、崩し方をしている字は見るだけでその迫力が伝わります。