一年祭を執り行いました。
2014.8.23 -[社務日誌]
年忌祭(ねんきさい)である一年祭が執り行われました。
神道では亡くなられた日より1年、3年、5年、10年、20年、30年、40年、50年という節目には鄭重にお祭りする先祖まつりが行われます。
故人には遺徳を偲び神名の諡名(おくりな)が与えられますが、一般的には亡くなった年齢によって【大人・刀自】、【翁・媼】などがつけられるため、納められる金銭等によって変わることはありません。
年忌祭はご自宅の祖霊舎で行われる場合もありますが、神社の会館など別の場所を使用して行う事もあります。
本日のご家族は遠方より集まられ、お供え物もご自分で用意して飾り付けまでされるほど、しっかりとやられております。
あっという間の一年で、生前の様子が瞼の裏に浮かびながらご奉仕しました。
これからは先祖祭りとなり、祖霊としてお守り頂くことを一緒にお願い申し上げます。
ひ孫さんの元気な姿もあり、御霊も喜んでおられたことと思います。