書道の稽古が行われました。
2014.9.11 -[社務日誌]
夕方より恒例の書道稽古が行われました。
今回の楷書は「荒稲」という字です。
特に際立って難しい箇所はないものの、だからこそ全体を通して難しい字でした。
今月は昇段審査となるため特に厳しく審査されますが、楷書同様に、これまでの課題に比べると際立って難しい所はないが故に、全体をしっかりとまとめるのがとても難しいものでした。
裏を返せば一文字一文字が難しいという事もいえ、一見当たり前の、通り過ぎてしまうようなものこそ、本当の凄さがあるような気がしました。
当たり前を当たり前にする難しさと同じような事を考えさせられる本日の稽古でした。