南澤神明宮の例祭が執り行われました。
2014.9.14 -[社務日誌]
外ヶ浜町南沢地区に鎮座する南澤神明宮にて例祭が執り行われました。
青森市を出る時には青空広がる良い天気でしたが、南沢につく頃にここ最近頻繁に起こっている局地的雨に降られました。
南澤神明宮は小高い山の上に鎮座しているため、神事にお供えする物なども雨に濡れないようにしっかり袋に包んで皆さん運んで下さいました。
山と山の間の沢を流れる川沿いに集落があるため、水の質が大変良く、区長さんはじめ氏子さん等の頑張りもあり南沢のお米はブランド米としてホテル等に卸しているそうです。
その他にも山菜等も豊富で、南沢の山菜を求めて多くの人が山に入って行くそうです。
30世帯ばかりの小さな集落ですが、20人以上参列されて玉串の取り取りに収穫の感謝を伝えていました。
神事が始まって間もなく雨の音も止み、終了後に外へ出ると青空を覗かせる良い天気に変わっていました。
神社の麓には十三社という小さな社があり、昔、23人で構成される特別な講社の方々が解散する時にお祀りしていた神様を二十三社さまとして社を建てて祀ったそうです。
公民館へ戻ると南沢特製の手作り直会料理がまっていました。
南沢のお祭りでは魚を鯛ではなくホッケをお供えして、一緒にお供えされたお餅とあわせたお汁粉(雑煮)を直会でいただくのが習わしになっています。
とっても出汁の効いた汁にからっっと揚げたホッケが旨くしみこんで大変美味しい料理です。
また、他の料理もミズの漬物やこごみのクルミ和え、スギヒラタケの和え物などふんだんに御馳走が用意されていました。
終始、美味しいごはんを戴きながら楽しく懇談して終了しました。
秋の稔の感謝と共に、町の益々の繁栄と、氏子皆様の更なるご健勝を祈念申し上げます。