書道の稽古が行われました。
2014.10.3 -[社務日誌]
昨日の夕方より恒例の書道稽古が行われました。
今回の楷書は「浦安」という字でした。
安の女という部分の払う間隔の取り方が非常に難しい箇所でした。
浦という字も、一見簡単なさんずいが困難な部分で、三点の散らばり方のバランスが大変苦労しました。
新しい課題は難しい筆遣いが多く、返し方や置き方、寝かせ方など気の抜けない文字ばかりでした。
行書として繫げて書いて略している部分も、楷書体を意識してしっかりと流れを見ると、どうしてここで筆を返すのかや、どうしてここで筆の向きを変えるのかが分かってきます。
基礎の字をきちんと知った上で初めて略し方がわかります。
知った上で略すか、知らないで好きなように略すか、それによって書の重みが全然違いました。