磯山若目神社の例祭を執り行いました。
2014.10.10 -[社務日誌]
外ヶ浜町磯山地区に鎮座している磯山若目神社の例祭を執り行いました。
若目神社は若芽神社や若目龍神宮とも呼ばれ、磯山地区をはじめ近隣の人々の講社によって崇敬されている神社です。
若目という由来ははっきりと分かっていないそうですが、近くに若目沢という沢があるそうで、その名がつけられたのではないかと言われています。
ただ、若目なのか若芽なのかということは、はっきりはしていないそうです。
神社の創建は現在鎮座している裏山でがけ崩れが起きて断層が生じた際、よからぬ悪しき物の仕業によるということでその力を鎮める為に神様を祀ったのが始まりとされています。
磯山地区は小さい集落ながらも拝殿がある神社が3社もあり、それぞれ氏神様の磯山稲荷神社、岩木山神社の御分霊を祀る磯山岩木山神社、磯山若目神社があります。
昔はこの3社の秋の大祭が終われば漁を開始したそうで、今では3社のお祭りが終わると大漁になると言われているそうです。
台風が近づいているとは思えないほどの良い天気で、下北半島までくっきりと見えていました。
15名ほどの参列があり、滞りなく本年の例祭も斎行されました。
講中皆様のご多幸とご繁栄をお祈り申し上げます。