東青支部内において新年の神宮大麻（天照様のお神札）並び暦の頒布を始める奉告の神事が善知鳥神社で執り行われました。

昨年は廣田神社で執り行われましたが、毎年、東青支部管内の神社で順に行われています。

また、併せて東青支部管内の神社総代で組織される東青神社総代会の研修会も行われました。

伊勢の神宮より授かった神宮大麻は各県にて同様の神事が行われ、更に今回のように各支部にて頒布始奉告祭を行った後、漸く各神社へ届き氏子へ頒布されます。

今年は支部管内より神職、責任役員、総代等、総勢約70名の参集があり、厳粛な祭儀のなか滞りなく執り行われました。

引き続き社殿にて大麻・暦頒布式が行われ、支部長から2地区の代表者に神宮大麻が授けられました。

その後、神宮大麻の頒布功労者の表彰式が行われ、2人の方が栄に浴され受賞されました。

奉告祭終了後は参集殿へと移動して、東青神社総代会の研修会が行われ、神宮遥拝、支部長挨拶、東青神社総代会会長挨拶、青森県神社庁庁長挨拶（代理副庁長）、青森県総代連合会会長と挨拶と進み、研修が行われました。

今年は青森県立郷土館の主任学芸員主査の島口天先生より「青森県の四つの活火山」と題して講演頂きました。

全国に110ある活火山の内、青森県には八甲田火山群と岩木火山、十和田火山、恐山火山の4ヶ所があり、それぞれの成り立ちやそれにまつわるエピソード等大変わかりやすく説明頂きました。

御嶽山の噴火にて活火山に対する意識が高まったところでの勉強会となり、如何にして起きうるのかというメカニズムについて深く知ることが出来ました。

最後は懇親会が開催され、神職同志、支部管内の総代同志、懇親を深めながら盛大に行われました。