全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

新嘗祭が執り行われました。

2014.11.23 -[社務日誌

本日、廣田神社の新嘗祭(にいなめさい)が取り行われました。

新嘗祭

現在、11月23日は「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という意味の勤労感謝の日という祝日になっていますが、もとは収穫の感謝を喜び、新穀を神様に捧げる新嘗祭の日でありました。

ですから、全国の多くの神社では祭が執り行われています。

新嘗祭 修祓

宮中では天神地祇(諸々の神様)が祀られる神嘉殿に今年収穫された新米と新粟ほかを捧げて、天皇陛下みずから祭祀を取り行い、人々の崇めるあらゆる神々のもと国と民とが一体となる最大の祭を体現されています。

新嘗祭

神社では命の再生をはかる新穀の収穫の感謝を喜び、あらゆる産業発展の祈りが捧げられました。

新嘗祭 玉串奉奠

命を戴き自らの命とする。

その生きる上で必要な営みに感謝をするという事は当たり前であり、そして最も大切な事です。

新嘗祭 撤饌

その連綿とした感謝の祈りが今年も滞りなく執り行う事が出来ました。

新嘗祭 神道入門講座

毎年、新嘗祭終了後には神道講座として宮司による入門講演が行われます。

今回は、身近に見たことがある鏡や御幣、紙垂や五色布などについて詳しく説明しました。

新嘗祭 神道入門講座

良く見かけるけど、どんな意味があるのか、また、これから正月を迎えるにあって御幣をなぜ毎年新しくするのかなど、わかりやすくお話しました。

講座終了後は直会となり、あらためて宮司より挨拶がありました。

新嘗祭 直会

また、敬神会顧問の参議院議員の山崎力先生(代理 晃子夫人)と、同じく顧問の市議会議員の舘山善也先生に祝辞をいただきました。

新嘗祭 直会

責任役員の今井さんより乾杯の発声があり、食事が行われました。

新嘗祭 直会

お弁当の他にも、神事でお供えされた餅を切り分けて撤饌としてみなさんにお分けしました。

新嘗祭 直会

今年最後の大祭が無事終わった事に皆さん大変喜んで盛り上がっていました。

また、あっという間に訪れる正月の話にも花が咲いていました。

新嘗祭 直会

来年も良き稔りある年となり、皇室の弥栄と国の繁栄、人々の安寧となりますことを祈念申し上げます。