細越神社のじゃばら大年縄奉納に参列しました。
2014.12.21 -[社務日誌]
昨年から廣田神社のじゃばら大注連縄を奉製してくださっている、細越大年縄保存会による細越神社への大年縄の奉納に参列させていただきました。
これまで廣田神社のじゃんばら大注連縄は、瀬戸子八幡宮の氏子さんに奉製していただいていましたが、数年前に高齢化によって途絶えそうになったところ、ご縁があって細越大年縄保存会の皆さんに奉製していただけるようになりました。
そのご縁から、今年、細越神社にじゃばら大年縄を掛ける奉納行事にご招待していただきました。
奉仕で行列の参列には間に合いませんでしたが、先ずは細越の地区を登山囃子を奏でながら練り歩き、神社まで行って奉納の旨を伝える神事が行われました。
その後、一の鳥居へ10日間かけて奉製された重さ300キロ近くあるじゃんばら大年縄を鮮やかに氏子さんの手によってかけられていました。
吹雪く寒い中、手をかじませながら滞りなく終了しました。
その間、ご婦人方で調理されたお供え物のお餅を使ったお汁粉を頂き、凍える体に沁みわたらせました。
終了後は公民館に戻り、全員で再度、奉納の旨を奉告するために遥拝して直会となりました。
どの料理もお手製の者ばかりで大変おいしく、終始笑いの絶えない賑やかな直会となりました。
また、登山囃子で賞をとられた方々をお招きし、合間に素晴らしい音色を聞かせてくださいました。
先日、ブログで紹介したじゃばら垂れ注連縄はこの大年縄を作る際に切り取られた藁の一部で、大変貴重なものですの、欲しい方は早めに廣田神社にてお受けください。