大晦日に除夜祭並び師走大祓式を執り行いました。
2014.12.31 -[社務日誌]
今年も廣田大神様の大御蔭をもって滞りなく一年を終えることが出来ました。
予報では猛吹雪という予定でしたが、日中に吹雪いた後は穏やかな天気となり参拝日和となりました。
例年になく積雪の多い境内は狭くなっていましたが、境内の木々の枝についた雪が花のように咲いて見えたのはとても情緒がありました。
元旦を迎える数時間前は国道沿いに鎮座しているとは思えない程、一年に一度ひっそりと静けさに包まれる日になります。
その静けさと境内の奉納提灯の淡い光が妖美な雰囲気を醸し出し、廣田大神様が新たな年を迎えるために大きな力を蓄えているかの様です。
23時からは今年一年を安泰に過ごせた感謝と、また同じ日を迎えられるよう祈念する除夜祭並びに夏越大祓式の対となる年越えの祭りである師走大祓式が執り行われました。
昨年よりも参列が少なかったものの、総代や神社世話人さんなどの神社関係者以外の氏子さん方も参列されて子供も立派に玉串を捧げ奉っていました。
ストーブは点けていたものの、手足が縛れる寒さの中、今年最後の祭典を無事終えることが出来ました。
神事終了後は末社の金生稲荷神社にて除夜祭となりますが、すでに新年を迎えた参拝者の喜びの話し声を背にしながらこちらも無事執り納めました。
明け方頃から吹雪はじめましたが、穏やかな天気が続いていたため大晦日も多くの方で賑わいました。
毎年変わらずお参りされる夫婦や親子の姿がこれからも変わらないよう祈りながら、今年もまた一つ廣田大神様、歳神様と一緒に年を取ることが出来ました。
氏子崇敬者皆様の、新しき一年が素晴らしい良き年となりますことを祈念申し上げます。