節分祭が執り行われました。
2015.2.3 -[社務日誌]
節分祭を執り行いました。
節分とは季節の分かれ目である立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをさしますが、冬から春へと変わる立春の節分は特に重要とされています。
もとは大陸から大儺(ついな)と呼ばれる行事が伝来したことから始まりますが、以降疫病の原因である鬼を祓う行事として様々な変遷を経て現在のような節分のお祭りになりました。
廣田神社の節分祭では年男年女の方に参列して頂いて除災招福の祈願を執り行っています。
神事では通常の祈祷に加えて大きな音を出して鬼を祓う追儺(ついな)の儀を行っていますが、今年は総代長と年男年女の子供に行って頂きました。
参列した年男年女の方には神事終了後に行われる福くじ付き豆まき行事にて豆をまいてもらいますが、長島小学校の子供達5、6年生も招待して神事から参列して頂いています。
神前に供えられた枡に入った豆を持って拝殿前へと集合し、時間丁度の報鼓にて一斉に豆まきが始まります。
豆の中にはチョコレートや飴も混ぜて子供達にも喜んでもらえるようにしていますが、他に奉納された豪華な景品があたる福くじが混ぜられています。
福くじの景品は企業や団体、個人の方から奉納して頂いたものを縁起物としてお渡ししています。
今年も多くの方々から奉納して頂き、200近くの奉納景品が用意されました。
福くじは豆の中に混ざっている縁起物の五円玉が入ったものが引換券となりますが、それを求めて多くの方が参集していました。
年男年女の気合の入った豆まきに、受け取る側も大きな手を挙げて呼び込むなど大変な熱気に包まれました。
今年は天気も良く、老若男女皆さん楽しそうに笑って豆まきに参加していました。
今年はテレビ局のABAさんのニュースにて生中継も行って頂き、盛大な様子が多くの方にも伝わっていました。
30分程のあっという間の豆まきが終わると、くじ引きが始まりました。
豪華な奉納景品に皆さん期待をかけて引いていました。
小さい子が大きな景品を当てたり、ご年配の方がお菓子セットが当たったたりと、一喜一憂しながら笑いに包まれていました。
皆さん思い思いの福を頂いて健やかな一年を過ごせることと思います。
全て終了後にはお手伝いいただいた総代さん方と軽い直会をして解散となりました。
来年も奉納いただいた豪華な景品を縁起物としてお頒ちしますので、どうぞ年男・年女を始めご家族そろってご参集ください。