全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

紀元祭を執り行いました。

2015.2.11 -[社務日誌

本日は「建国をしのび、国を愛する心を養う日」と制定されている建国記念日の祝日です。

全国の神社では建国の記念を奉祝すると共に皇室の弥栄、国の隆昌、人々の安寧を祈願する紀元祭が執り行われています。

そのため廣田神社でも早朝に紀元祭が執り行われました。

紀元祭

元来、この日は紀元節(きげんせつ)と呼ばれ、世”紀”ではなく皇”紀”の始まりを祝う節で日本の悠久なる歴史を尊ぶ大事な日でありました。

初代天皇である神武天皇が葦原中津国(あしはらのなかつくに・日本)を平定し、橿原宮でご即位された日が現在の暦で示すと2月11日となることから今日が建国記念日として制定されました。

今年は皇紀2675年を迎えます。

紀元祭

天皇陛下の大御恵のもと、この世界で最も長い歴史を持つ日本の伝統を後世に紡いでいくため国民一致し、国旗である日の丸を家に掲げ皇室の弥栄と国の隆昌を祈り続けることが大切です。

紀元節奉祝の喜びのもと、皇室の弥栄、国の隆昌、氏子崇敬者の益々のご多幸ご健勝を祈念申し上げます。

以下に首相官邸ホームページからのメッセージを紹介します。

「建国記念の日」を迎えるに当たっての内閣総理大臣メッセージ

「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨のもとに、国民一人一人が、今日の我が国に至るまでの古からの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を願う国民の祝日であります。

我が国は、四季折々の豊かな自然に恵まれ、長い歴史を経て、諸外国に誇れる日本固有の文化や伝統を育んできました。五穀豊穣を祈り、田畑をともに耕し、水を分かち合い、乏しきは補い合う、麗しい社会を築いてまいりました。知恵と創意工夫により、自然に向き合い、自然との調和を図りながら、科学技術の発展をはじめ、様々な分野において、人類の営みに大きく貢献してきました。

災害や戦争など苦難の時もありましたが、いつの時代にあっても、先人たちは、勇気と希望をもって、新しい時代を切り開いてきました。国民一人一人のたゆまぬ努力により、戦後の焼け野原から立ち上がり、自由と民主主義を守り、人権を尊重し、法を貴ぶ国柄を育ててきました。今日の我が国の発展は、先人たちが幾多の国難を乗り越えた礎の上にあります。

こうした先人の努力に思いを致しつつ、この尊い平和と繁栄を次の世代に引き継いでまいります。
そして、様々な環境の変化に適応していかなければ、この素晴らしい伝統を守り抜いていくこともできません。そのためにも、十年先、五十年先、そして百年先をも見据えた改革に、果断に取り組んでまいります。「建国記念の日」を迎えるに当たり、私はその決意を新たにしております。自信と誇りの持てる未来に向けて、共に歩みを進めてまいりましょう。

「建国記念の日」が、我が国のこれまでの歩みを振り返りつつ先人の努力に感謝し、さらなる日本の繁栄を希求する機会となることを切に希望いたします。

平成27年2月11日
内閣総理大臣 安倍 晋三