初代彫蓮さんが参拝されました。
2015.2.18 -[社務日誌]
平成23年に東日本大震災の復興と安鎮を祈り、絵馬を奉納してくださった初代彫蓮さんが参拝に来られました。
初代彫蓮さんは国内外で活躍されている彫師の方ですが、東日本大震災発生にあたり東北中をボランティアしながら回り、その先々の社寺に絵馬や軸を奉納して復興安鎮を祈ってこられた方です。
その後も身を粉にしながら足しげく奉仕を続けてこられていました。
今回は八戸で行われるえんぶりを観覧するとともに、これまでの活動報告ということでわざわざ参拝に来られました。
復興の中で縁が繋がった大槌町の虎舞の写真展をロンドンで開催したり、ルクセンブルク人の3Dアーティストであるセルジュ・エッカーさんとルクセンブルクで展覧会を開催したりと、東日本大震災のありさまを外国にも広く伝える活動なども教えて頂きました。
ルクセンブルクは世界でも最も裕福な国ですが、地震という災害が全く起きない場所のため、東北各地の惨状に非常に驚き心を痛めたそうでした。
廣田神社でも毎日欠かさず東日本大震災の復興安鎮祈願祭を執り行っていますが、その終りはまだ見えません。
一時でも早く落ち着き、みんなが良き未来を過ごせるようこれからも祈り続けていきたいと思います。