外ヶ浜町上小国地区に鎮座している上小国小国神社の祈年祭が執り行われました。

春の風を感じさせ青空が広がる良い天気で、上小国地区はすっかりと雪が消えていました。

季節の移ろいを感じさせながらも暑いというにまだ早く、ストーブを焚いて社殿を暖めていました。

秋に行われている大祭ではお山参詣が行われ、地区内を子供と大人が揃って盛大に参進を行うのですが、村中で働くのを禁じて休日として祭りに参加させるほど神社と人とのつながりが強いところです。

春の大祭である祈年祭も早朝より社殿の装飾など、しっかりと準備万端にしてご奉仕下さいました。

今年はここら辺の地域でも例年になく暖かったそうで、そのために夏が冷害にならないかと心配もされていました。

直会は公民館に移り行われましたが、神事の挨拶でお話した「ありがとう」のお話がとても感銘を受けてくださったようで、皆さん、感謝の気持ちをお互いに伝えていました。

上小国は小国ファームという共同で農作をして法人化して進めるなどして沢山のものを作っており、その苦労や楽しみをたくさん語って下さいました。

五穀豊穣、家業繁栄、更には上小国地区の氏子皆さんの益々のご隆昌ご健勝を祈念申し上げます。