全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

パラオ共和国ペリリュー島に御訪問の天皇皇后両陛下奉迎の国旗入魂祭を執り行いました。

2015.4.6 -[社務日誌

戦後70年を迎え、パラオ共和国にて亡くなった英霊たちの慰霊と平和を祈念されるために御訪問される天皇皇后両陛下の奉迎で使用する、両国手旗の入魂祭を執り行いました。

パラオ共和国のペリリュー島では先の大戦にて11,000名近くの日本兵が玉砕した歴史があり、日本の統治下にもあった同国とは深い繋がりから世界の中でも非常に親日国とされています。

そのこともあり、パラオ共和国大統領からの願いで4月8日~9日に天皇皇后両陛下の御訪問が実現しました。

実はこのペリリュー島の激戦には本県出身者も数多くおり、戦車隊が組まれ「むつ」と書かれた戦車があるほどでしたが、本意なくも多くの英霊の遺骨は放置されたままとなっています。

そのような歴史を知られた、青森市にあるKIWI&ATCスポーツというショップの代表である横浜慎一さんという方がボランティアで遺骨調査や慰霊碑を進めていましたが、今回の天皇皇后両陛下御訪問に際して日本国、パラオ共和国の手旗を振って奉迎する活動を企画されました。

国旗入魂祭

そこで横浜さんとご縁が重なり、今回その両国の手旗をお祓いして持っていきたいという申し出があったため、4月1日に両国の思いを国旗に込めると共に英霊の慰霊と世界の平和を祈願しました。

奉迎活動に宮司も参加する予定でしたが、残念にも滞在先の目処が立たず渡航は叶いませんでしたが、下記の横浜さんのブログにて渡航しなくても活動の応援が出来るようになっています。

パラオの英霊はまだまだ日の目を見ずに地に眠っているそうです。

私達の命を繋いで下さった英霊たちのためにも、戦争を風雨させないためにもこれからも協力していきたいと思います。

パラオ・ペリリュー島手旗募金活動・・・http://www.photobb.net/bbs.cgi?pid=&id=20709&code=1976&skey=1976