境内に本榊(真榊)を植樹しました。
2015.4.28 -[社務日誌]
今週、廣田会館横の花壇に本榊(真榊)を植樹しました。
諸説ありますが榊は神様と人間の境を示す木として古来より神聖な木とされてきました。
ただ、本榊は関東以北の寒い地域では自生していないため、寒い地方では同じツバキ科であるヒサカキという榊が用いられますが、青森県はどちらの榊も自生しないため、多くの青森県の神社では常緑樹であるサワラや青森ヒバ、イチイの木等が用いられています。
末社が鎮まる廣田苑は、毎年、杜の形成に整備を進めていましたが、廣田神社の方はまだあまり手が加えられていなかったため、花壇から整備していくことにしました。
そこで、常緑樹を植えることでは考えていたのですが、実験的に本榊を植えてみることにしました。
冬を越して成長できるか、かなり可能性は低いですが、上手く育てば大祭などの玉串は本榊を用いることが出来るため植えることになりました。
残念ながら枯れてしまうかもしれませんが、参拝がてら本榊の成長を見守り下さい。