全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

青森県神社庁の県外神社視察研修旅行へ参加しました。

2015.5.19 -[社務日誌

16日から17日にかけて青森県神社庁が主催する県外神社視察研修旅行へ参加しました。

今回の視察研修旅行は宮司が務めている青森県神社庁の教化委員にて企画され実施しました。

昨年度は東日本大震災にて被災された神社を参拝して現状を視察すると共に、宮城県内の大社にてお話を伺い研修しました。

岩手護國神社

今年は大東亜戦争終戦70年の節目ということで、神社本庁が勧奨している英霊顕彰事業の東北地区の講演会に合わせて北東北3県の護国神社を巡拝する神社視察研修旅行にしました。

岩手護國神社

先ずは岩手護國神社にて東北6県の神社関係者並び総代等が集い、大東亜戦争終戦70年の誠の心を英霊に捧げる正式参拝を執り行いました。

岩手護國神社

参拝後は盛岡劇場に移動して講演会が行われました。

大東亜戦争終結70年 東北地区講演会

講演会では主管県となった岩手護國神社宮司より挨拶が述べられ、続いて神社本庁総長より祝辞が送られました。

大東亜戦争終結70年 東北地区講演会

祝辞では大東亜戦争終結70年の英霊顕彰事業が全国のブロック地区にて予定されている中、東北地区が全国に先駆けて取り組まれたことに大変な感銘を受けたとお言葉を頂きました。

大東亜戦争終結70年 東北地区講演会

講演は「靖國の英霊のこころと憲法問題」と題して日本文化総合研究所代表の高森明勅氏からお話を頂きました。

大東亜戦争終結70年 東北地区講演会

非常にわかりやすく、且つ熱のこもったお話で、参加している約300人以上の聴衆が引き込まれて耳を傾けていました。

大東亜戦争終結70年 東北地区講演会

天皇陛下の大御心がどのうように英霊に向けられてきたのか、そして英霊の御神恩によって今の私達が如何に生かされているのかなど想いがこみ上げるようなお話でした。

終了後は田沢湖のホテルへ移動して宿泊し、青森県の神職、氏子総代と懇親を深めました。

田沢湖 たつこ像

次の日はたつこ姫伝説で有名な田沢湖のたつこ像を見学して秋田県護國神社へと向かいました。

秋田県護國神社は秋田城址に鎮座し、雄大な境内地を有している大変立派な神社で、正式参拝後には宮司さん自ら神社の由緒や歴史、また一緒に境内地を回りながら丁寧に説明頂きました。

秋田県護國神社

しかし、立派な社殿の背景には平成二年に過激派によって爆弾テロが仕掛けられ大破してしまったという何とも憤激すべき事件があり、現在の社殿は心痛めた遺族、県民等によって手厚く再興したという歴史があります。

秋田県護國神社

現在は、御神威高ぶる美しく綺麗な境内地となり、英霊も喜ばれているようでした。

秋田県護國神社

次に最終地点である弘前城に鎮座する青森縣護國神社へ向かいました。

青森縣護國神社

青森縣護國神社の正式参拝では青森県神道青年会の皆さんが御奉仕され、されに飯詰八幡宮の舞姫会の子供達の巫女舞が奉納されまました。

青森縣護國神社

今回参加された県南の方などは意外とお参りしたことがない方もいらっしゃり、非常に感動されていました。

青森縣護國神社

終了後は社務所をお借りして解散式となり、青森県神社庁長からと、今回視察研修を企画運営した教化委員会企画部会部長より最後の挨拶が述べられました。

解散式

一泊二日で三県の護国神社を巡拝するのは日程的に忙しくもありましたが、参加された方からは非常に感激したとの言葉があり、神職、氏子総代共に有意義な巡拝の県外神社視察研修旅行となりました。

解散式

これを機に、より英霊顕彰の機運が高まると共に永続的な祭祀が続けられていくよう教化していきたいと思います。

解散式

大東亜戦争のみならず、各県の護国神社には明治の頃より国のために命を捧げられた英霊がお祀りされています。

その思いに誠の心を捧げるべく、自県はもとより、靖国神社、他県の護国神社へもお参りして頂ければと思います。