蓬田村ホタテガイ養殖残渣堆肥化処理施設の竣工祭を執り行いました。
2015.6.2 -[社務日誌]
蓬田村ホタテガイ養殖残渣(ざんさ)堆肥化処理施設の竣工祭を執り行いました。
残渣とは水揚げ時に付着する海草や出荷する際に不要となる貝殻など、ゴミとなってしまうものを指します。
蓬田村は農業の他にもホタテの養殖業が盛んな地域ですが、近年、ホタテの価格変動やこの残渣の処理費用の問題で非常に苦労していました。
そこで、残渣を処分するだけではなく堆肥に変容させる技術を用いて農家に分配し、資源の循環型を目指す施設の計画を実行しました。
そして今回、国や県などの補助を受けて大変立派な施設が出来上がりました。
この処理施設は新しく就任した蓬田村長の悲願の政策の一つで、村の産業振興に必要な施設であると就任以前から度々お話していました。
神事では衆議院議員、参議院議員、外ヶ浜町長、県議会議員、漁業関係者など多くの方が参列して真摯に執り行われました。
終了後には村長と来賓とのテープカットが行われ祝意を表されました。
運営の安全と村の繁栄をお祈り申し上げます。