青森ねぶた祭りが終了します。
2015.8.7 -[社務日誌]
平成27年の世界最大級の火祭り、青森ねぶた祭りもいよいよ今夜の海上運航で終了となります。
今年も多くの人が集い、青森の夜を賑やかに彩りました。
初日に雨が少し降ったものの、他の日程は最高の天気となり、青森の短い夏らしい一週間となりました。
以前に紹介した通り、入魂安全祈願祭を毎年執り行っている消防二分団ねぶた会の題材が、今年は青森開拓の一大恩人、進藤庄兵衛正次ということで、多くの方に知ってもらえる機会となりました。
進藤庄兵衛は青森を築いた大恩人でありながら、これまでねぶた祭りにおいて題材になったことがなく、更には今年消防二分団の海上運航も決まっているという事で、生誕400年の佳節に300年ぶりに自らが築いたまちを海上から見て頂くという神様の御縁を感じました。
また、真ん中の灯籠は、当神社にある十二支開運燈籠で、第五代ねぶた名人の千葉作龍さんの計らいによって組まれました。
日立連合ねぶたの囃子方である凱立会では、直径3メートルを超える凱旋太鼓が35年の役目を日立連合ねぶた50周年を機に引退することとなり、最後の音色を空高く奏でていました。
青森市PTA連合もいつもながら多くの子供達の跳人、囃子で賑わいを見せ、脈々と後世に祭りの楽しさが伝わっていました。
青森市の夏はねぶたではじまり、ねぶたで終わると言われるほど、短い夏ですが、この一瞬に情熱を爆発させる力を今年ももらうことが出来ました。
終了するその時まで、怪我なく、事故なく無事楽しく終わる事を願っています。