千手観音菩薩ねぶたが奉納されました。
2015.8.11 -[社務日誌]
平成27年8月7日に無事終了した青森ねぶた祭りで出陣したねぶたの一部が奉納されました。
奉納頂いたねぶたは、廣田神社の御祭神の一柱でもある進藤庄兵衛正次を題材にして制作した青森消防第2分団ねぶた会さんからで、庄兵衛が右腕で大事に持っていた千手観音菩薩です。
この千手観音菩薩は進藤家代々の守本尊なのですが、ねぶたの場面になった津軽信義公の御乱行を諌めた際に懐に忍ばせていたものです。
実際に、現在でも進藤家の当主家の方が大切に保存されているのですが、実物は手のひらに収まるほど小さいものです。
はじめて進藤庄兵衛がねぶたの題材になったということで、解体に合わせて切り離してくださり、快く奉納してくださいまいました。
ねぶた全体で見るとそんなに大きく感じませんでしたが、近くで見ると非常に大きく120センチ程もあります。
今のところ、どのように展示するかは決まっていませんが、決まり次第、また紹介します。
この度は誠にありがとうございました。
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