平成27年8月10日の夕方より恒例の書道稽古が行われました。
今回の楷書は「初穂」という字です。
初という字は書く機会が多い割に非常に書きづらい字で、横に広げ過ぎず、縦に伸びすぎずまとめるのが苦労しました。
穂という字も、のぎへんと恵みの字との合わせ方が難しく、収まりがよくなるように心掛けました。
今日から新しい課題になりましたが、今月も楷書となり筆の置き方、流し方、入り方など細かく神経を使いながら書きました。
離すタイミングが早かったり、墨の量が少なかったりするだけで全く違う字になってしまうのと同じように、ちょっとしたことで、良くなったり悪くなったりするものです。