舞姫会の稽古が行われました。
2015.9.5 -[社務日誌]
3回目の舞姫会の稽古が行われました。
舞姫会では舞をするだけが稽古ではなく、舞以外の日常生活も美しくなるよう稽古することも意識しています。
美しい舞をするには美しい心が大切です。
そして、美しい心になるには普段の生活を清く正しくすることが何よりも重要です。
そのため、今回の稽古では舞を始める前に、始めの会や終りの会等を宮司に知らせるために社務所への入室の仕方を学びました。
また、神社祭式から学ぶ礼作法としてお辞儀の仕方を稽古しました。
上を敬い、下を撫育し、仲間を大切にするには、何よりも挨拶が重要となります。
ただ頭を下げるのではなく、人に対して気持ちよく対面できるよう指導しました。
六年生の子が怪我のため、2人欠席してしまいましたが、前回の復習を兼ねて豊栄舞の2番を舞いました。
上手くなっていくにつれて真剣さも増し、手の角度や向き、足の運びなど、より深く指導しました。
沢山動いた後には休憩ですが、その際にも、お菓子といえど感謝の「いただきます」、「ごちそうさま」をみんなで唱和をして頂きました。
勿論、お菓子や飲み物の準備もみんなで手伝って用意します。
静かな動きながら、見た目以上にきつい動きの舞に喉が渇いたのか、ごくごく飲み物も飲んでいました。
お菓子を食べたあとも、勿論みんなで掃除をして綺麗にするようにしました。
また、お茶碗係りは使用した茶碗を水場で洗って片付けるところまで行います。
最後にもう一度、舞を一通り舞って終わりの会で終了しました。
二時間の厳しい稽古でした、まだまだ元気なのか、親御さんと来ていた小さい妹さんと元気に遊んでいました。
舞の習得は勿論のこと、日々の生活に至るまで美しい女性となるようにしっかりと指導していきたいと思います。