七五三詣の碁盤の儀を設置しました。
2015.10.3 -[社務日誌]
七五三詣がはじまりましたが、今年から健やかな成長を願う儀式の碁盤を用意しました。
この碁盤の儀式は皇室行事の七五三にあたる深曾木の儀から由来するもので、昨今多くの神社でも七五三詣の行事として定着してきています。
この行事は皇室の男の子が行う「着袴の儀」の後に行われる儀式で、碁盤の上に立ち髪の毛先を揃える「髪剃」の後、青石を踏むことで心身を祓い、元気よく飛び降りることで大地にしっかりと足をつけてひとり立ち出来るようにと願う意味があります。
また、碁盤の目のように「筋目正しく」「美しく」他にも「勝負ごとに強く」などの意味も込められています。
今回、七五三の年齢に一番近い舞姫会のお友達にお願いして撮影に協力してもらいました。
撮影に時間が掛かかり、何度も上がったり、飛んだりして大変疲れているにも関わらず終始笑顔で快く臨んでくれました。
ぜひ、七五三詣のご祈祷に併せて碁盤の儀もご使用ください。
★碁盤の儀の作法★
一、右手に檜扇 左手に小松と山橘を持つ
一、碁盤の上に乗り神社へ向いて拝む
一、青石を踏み「エイッ」の掛け声で正面に飛ぶ
※尚、碁盤の儀はご祈祷を受けられた方のみ使用可能ですのでご了承ください。