リレー・フォー・ライフ・ジャパンの病気平癒並びルミナリエ焼納祭を執り行いました。
2015.10.7 -［社務日誌］
平成27年10月5日にリレー・フォー・ライフ・ジャパンの病気平癒並びルミナリエ焼納祭を執り行いました。
リレー・フォー・ライフ・ジャパンは、アメリカがん協会が始めた活動で、がん患者やその家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指すチャリティ活動で、世界中の賛同した国や地域で行われているそうです。
今回の神事は、9月5日、6日に青森県総合運動公園マエダアリーナに於いて開催されたリレー・フォーライフ・ジャパン青森にて、がんで亡くなられた方や、がんと向き合っている人に向けたメッセージが書かれたルミナリエと呼ばれる白い袋を焼納して慰めたいというお願いでした。
リレー・フォーライフ・ジャパンでは、”SaveLives”という考え方があり、医療行為による救命だけではなく、イベントに参加したり、寄付をすることで医療が発展し、間接的にも人の命を救うことによって、「魂を救う」という意味がこの言葉には込められ、使命の一つとしてその理念を大切にしているそうです。
そのようなことから、思い思いのメッセージが込められて灯りが点されていた700枚以上の白い紙を、慰霊して魂を安らかに鎮めたいとのことでした。
併せて、現在がんで苦しんでいる方が少しでも快方に向かうようにと病気平癒の祈願も執り行いました。
最近まで強風が吹き荒んでいたのが嘘のように、風もなく静かな境内の中で焼納祭を執り行うことが出来ました。
先ずは大麻と切麻という神具をもって祓い浄めて、神事で点されている忌火を以てルミナリエを焼き上げました。
空に向かってそれぞれの思いが昇っていくかのように綺麗な火柱を挙げていました。
参列された実行委員会の皆さんも真摯な面持ちで火を眺めて祈られていました。
がんを患っている方の快方と、がん患者を支える皆様の安寧をお祈りいたします。