舞姫会の稽古が行われました。
2015.10.10 -[社務日誌]
平成27年10月9日に舞姫会の稽古が行なわれました。
今日は残念ながら1人のお友達が欠席となり、1人が用事により遅れての出席となりました。
それでもみんな元気に集合して、はじめの会の前には遊んでいました。
はじめの会も慣れてきて、すっかり玉串拝礼、礼儀作法も自然に出来るようになってきました。
はじめの会の司会も言葉につっかかる事も無く元気に言えるようになってきました。
いよいよ新嘗祭奉納に向けて差し迫ってきたこともあり、今日も細かく確認していきました。
1番は比較的に動けるようになってきたため、間奏部分や2番を中心に部分指導を重点的に行いました。
流れは掴んできているものの、手の角度、足の位置、顔の向き、目線の動きなど、まだまだ個人個人の感覚に頼ってしまい、全体を見るとちぐはぐになってしまいます。
それでも子供達は真剣に取り組んでいるため、直された所をしっかり意識しているところも見られ、徐々に直っていくところも多くなってきました。
本番では4人舞での奉納を目指しているため、個々の上達具合が違っても他のお友達と合わせる感覚も意識するように指導しました。
お互いが見える位置においてしっかりと前の動きをとらえ、振り返れば、振り返った前のお友達を見て微調整しながら合わせるのには苦戦しているようでしたが、それでも一生懸命に動きを追っていました。
姿勢や動きはとても綺麗になってきたため、動かない静の部分では見栄えするようになってきました。
部活で遅れてきたお友達も加わり、再び4人舞の稽古を行いました。
1人で舞う動きとは違い、4人で舞う動きに戸惑いながらも、タイミングが合う瞬間などの一致する感覚が新鮮なのか、真剣に取り組みながらも楽しそうでした。
いつもより集中力を使う稽古でしたが、しっかりとついてきてくれました。
たっぷり動いた後は休憩の時間です。
準備もあっという間に出来るようになりました。
いただきます、ごちそうさまもしっかりと言える子供達になりました。
相変わらずふざけながら元気いっぱいにお話していました。
普段使いなれないほうき捌きもだんだん慣れてきました。
最後のお片付けもしっかり綺麗にできるようになりました。
休憩後は前回の鈴木先生からの豊栄舞のお話をより詳しく説明する時間を再び設けました。
舞が上手になってきたからこそ、舞う意味、舞の意味を知る事がとても重要です。
先生のお話にしっかりと耳を傾けて聞いてくれました。
終りの会ではお友達の末っ子の赤ちゃんも加わりました。
終りの会でも必ず廣田大神様に無事終わった報告として玉串拝礼を行いますが、日頃稽古の風景を一緒に見て覚えたのか、赤ちゃんも自然と自分で2拝2拍手一拝をしていました。
この動きに舞姫のお友達もさすがに驚いたのか、一同「おぉーー!」と感嘆の声を上げていました。
改めて、しっかりと大事なことは背中を見せて教えるという事が大事だということに気付かされました。
今日も滞りなく無事終了しました。
今回の稽古ではビデオ撮影をしていましたが、みんな気になっていたのか、終了後、集まって楽しそうに見ていました。
来週も怪我なく事故なく稽古頑張りたいと思います。