御幣(ごへい)立てのご案内
2015.11.17 -[行事のご案内]
新年の御幣立ての受付を12月5日(土)より開始いたします。
津軽地方に古くから伝わる風習で、お正月を迎える際に神宮大麻(天照さまのお神札)、廣田神社のお神札と共に御幣(ごへい)と呼ばれる幣帛(へいはく)を新しく取り替えて神棚におまつりします。
御幣とは「みてぐら」と呼ばれ、神様へ捧げる物の一つでありました。
元々は布を串に挟んだものでしたが、次第に現在のような形となり竹や木などでできた幣串(へいぐし)と呼ばれるものに、白色や金銀色、または五色に彩った紙垂(しで)を挟むようになりました。
現在、神様に捧げる物という意味だけではなく、神霊が依り宿る御正体(みしょうたい)や神棚前にすえる鏡と同じような装飾、または一種のしめ縄のような神域を示すもの、または神棚前で拝む私たちを祓う神具としても伝わるようになりました。
いずれにしても古くから青森の伝統風習として、新年を迎えるにあたってお神札と一緒に新しく供えまつることで神様より新たな大御神徳を賜わる大切な行事といえます。
廣田神社では御幣に使用する紙を祓い清め、御幣の立て始めをご報告する御幣立始祭を毎年12月5日に執り行っています。
御幣立始祭(ごへいたてはじめさい)
日時
12月5日(土) 9時斎行
新年御幣受付
日時
12月5日(土) 10時から受付開始
毎日9時~17時受付
受付開始より先着10名様には《新年が光り輝くように》との祈りを込めて特別に金の紙にて御幣を奉製します。
お持ちする際のお願い
当神社は御幣に合わせて一つ一つ紙を裁断して縁起の紅白紐で結んでいます。
そのため、お持ちの際は串だけを抜かずに台ごと持ちください。
また、引き渡し間違い防止のため御幣台の裏には必ずお名前・ご住所・ご連絡先をご記入の上お持ちください。
初穂料
三本立てや五本立て、紙垂の色(白か金のみ)やサイズなどで若干異なります。
お問い合せ
廣田神社社務所
電話 017-776-7848