東青支部神宮大麻・暦頒布始奉告祭並び東青神社総代会研修会が行われました。
2015.11.8 -[社務日誌]
平成27年11月6日に東青地区において新年の神宮大麻(天照様のお神札)並び暦の頒布を始める奉告の神事が諏訪神社で執り行われました。
毎年、廣田神社含め東青支部管内の神社で順に行われています。
また、併せて東青支部管内の神社総代で組織される東青神社総代会の研修会も行われました。
伊勢の神宮より授かる神宮大麻は、県内神職の奉仕によって同様の神事が行われた後、更に各支部に届けられ今回の頒布始祭を経て各神社へ渡り、そうしてようやく氏子へ頒布されます。
今年は支部管内より神職、責任役員、総代等、総勢約70名の参集があり厳粛な祭儀のなか滞りなく執り行われました。
奉告祭終了に引き続き、大前にて大麻・暦頒布式が行われ支部長から2地区の代表者に神宮大麻が授けられました。
その後、神宮大麻の頒布功労者の表彰式では、大変喜ばしいことに宮司と南柳町町会長の福士佳夫さんが功績が認められ受賞の栄に浴しました。
奉告祭終了後は参集殿へと移動して東青神社総代会の研修会が行われました。
神宮遥拝、支部長挨拶、東青神社総代会会長挨拶、青森県神社庁庁長挨拶、青森県総代連合会会長と挨拶と進み、研修が行われました。
今年は進藤庄兵衛正次翁頌徳祭の奉納講演でお話頂いた、第14師団ペリリュー島戦車隊遺族会青森分会の事務局を務める横浜愼一さんに「戦後70年 南国の楽園、パラオ共和国に眠る青森の足跡」という演題にてご講演頂きました。
天皇陛下がパラオを訪問された際に、奉迎した地元の子供達が振っていた両国の手旗がパラオに亘るまでに、どのような事を経て至ったのか、そして青森とパラオはどういった関係があるのかなど詳しくお話頂きました。
自ら何度もパラオに渡って調査し、現地や遺族の話も積極に取材を重ねてきたからこその重みのある内容で、聴いていた方もその説得力に話に引き込まれていました。
研修後は懇親会が開催されて神職同志、支部管内の総代同志、懇親を深めながら盛大に行われました。