舞姫会の稽古が行われました。
2015.11.18 -[社務日誌]
平成27年11月13日に舞姫会の稽古が行われました。
来週でいよいよ稽古も終わりになるということで、今日も拝殿にて行うことにしました。
その前に、今日は親御さん方に新嘗祭当日の舞姫達の着付けをお願いするため、装束を着て稽古する事にしました。
まずは親御さんが集まる前に始まりの会を行いました。
すると、これまで体調不良で休んでいた子が多少良くなったということで駆けつけてくれたため、久し振りの再開にみんな大喜びしていました。
子供達が全員そろったため、着装する前に全員で通して舞をしました。
全体の流れも大分よくなってきた上、休んでいた子も稽古していなかったとは思えない程動けていたためしっかりと確かめることが出来ました。
一通り舞ったあとは親御さんと装束の着付けにはいりました。
普段着なれない和装に神社特有の飾りなどに最初苦戦していましたが、あっという間に親御さん方も覚え、なんとか本番は親子一緒に臨めそうです。
着装の準備が出来たところで昇殿して写真撮影をしました。
先ずは舞姫達だけで撮り、続いて神職、その次に親御さんもいれて全員で撮影しました。
改めて着飾る装束にみんな嬉しそうにしていました。
その撮影もつかの間、本番まで時間がないため早速稽古に入りました。
最初は休んでいた子には見取稽古をしてもらい、残りの子供達で五人舞をしました。
日に日に相手に合わせる呼吸というのも上手くなり、大分綺麗な動きになってきました。
装束を着ての舞は動き慣れない難しさもある反面、気合が入るみたいでとても集中していました。
見ていた子も何とかやりたいという熱い思いがあったので次は全員で六人舞に挑戦しました。
見ていた子は何週か休んでいたため、複数人で舞う舞は初めてとなりました。
みんなも初合わせということで緊張する中はじめました。
しかしその不安も杞憂で、休んでいた子は初めてとは思えない位しっかり流れについてこられ、他の子供達も多少動きが変わっても動じずに舞っていました。
なんとか最後までやり遂げることが出来ました。
今回の稽古の感触であれば、本番当日はなんとか六人舞で御神前に奉納できそうです。
着付けの時間もあったため、僅かの稽古で終了しました。
終りの会も本番と同じように玉串拝礼を行って終了しました。
帰りにはご神前にお供えされたリンゴを皆に分けたらとても喜んでいました。
来週は最後の稽古です。
しっかりと集中して最終確認をしたいと思います。