舞姫会の稽古が行われました。
2015.11.23 -[社務日誌]
平成27年11月20日に舞姫会最後の稽古が行われました。
新嘗祭が三日後に迫り、いよいよ最後の舞姫会の稽古となりました。
始まるまで社務所で仕事をしていると、会館の二階から大きな歌声が聞こえてきました。
いつものように始まるまで遊んでいるのかなと覗きにいくと、音楽の伴奏なしで自分達で歌って舞を自主稽古していました。
いつも仲の良い姉妹ですが、お姉ちゃんが真ん中に立って下の子達に丁寧に教えていました。
見に来たのに気付くと少し恥ずかしそうにしていましたが、少しでも良い舞になるように見えない所で努力をしている姿に感心しました。
その後、続々とみんな集まり最後の稽古も一人も欠けることなく行うことが出来ました。
はじめの会での姿勢も、舞姫を始めたころとは比べようのないほど綺麗な姿勢で座っています。
挨拶ひとつとっても元気よく、しっかりと受け答えが出来るようになってきました。
今日も本番同様に稽古となりましたが、当日の新嘗祭では神職と一緒に参道を参進して社殿に向かうため、その練習もしました。
一度の説明で間違える事無くしっかりと出来たため、そのまま稽古にはいりました。
六年生の上級生の子達は風邪で体調がすぐれないにも関わらずとても真剣なまなざしで臨んでいました。
これまでは舞のみを稽古していましたが、当日は祭典の中で奉納されるため、神事の流れも実際に交えながら通して行いました。
神職がどのような意味を以って各次第の動きをしているのかを説明しながら、頭を下げたり、立ったり座ったりというタイミングを確認しました。
なんとなくその雰囲気が分かるようで、場面ごとの作法はすぐに覚えることが出来ました。
そして舞を始めましたが、これまでの稽古で一番集中しているのか、まわりにも緊張感が伝わってくるほど良い動きでした。
緊張しているのがヒシヒシと伝わりましたが、そのことから一つ一つの動作を丁寧に心がけているのがわかり、とても素晴らしい舞でした。
その熱が冷めない内に、より細かく手の角度、向きの変え方、足の運び方などを指導しました。
二回目の舞では、普段ほとんど間違えることのない上級生たちの舞姫達が立て続けに間違ってしまったりと、新嘗祭の奉納に対して責任感を強くもってくれているみたいでした。
少し時間を推してしまいましたが休憩もとりました。
今回、鈴木先生よりこれまで頑張って稽古してきた舞姫達に、最後の稽古ということで労いの意味を込めてお菓子を頂きました。
子供達も鈴木先生からのプレゼントにとっても喜んでいました。
すっかり仲良く話も盛り上がっていましたが、少しでも稽古したいと早々に切り上げました。
すると、最後ということで舞を少しでも稽古できるようにと、見に来ていた保護者の皆さんが片付けをして下さいました。
すぐに舞の続きをはじめましたが、集中力切れることなく真剣な面持ちで舞に向かっていました。
まだ、若干目立ってしまう腕の角度を何度も修正しながら、繰り返し声を掛けて喚起しました。
少しずつ修正しながら意識も高くなってきました。
何とか少ない時間の中で辛抱強く一生懸命についてきてくれました。
稽古最後の舞も3ヶ月で覚えたとは思えないとても優雅な舞でした。
最後に玉串拝礼をしてこれまで無事稽古させて頂いた感謝の報告をして終了となりました。
23日には本番となりますが、子供達も保護者の方々からもしばらく稽古がなくなってしまうのは寂しいという有難い言葉を掛けてもらったので新嘗祭後の予定についてはまた考えたいと思います。
いずれにしても、これまでの稽古しっかりとついてきてくれてありがとうございました。
素晴らしい舞が神様に奉納出来るよう今から楽しみです。