御幣立始祭を執り行いました。
2015.12.5 -[社務日誌]
御幣立始祭(ごへいたてはじめさい)を執り行いました。
青森市をはじめ、津軽地方では新年を迎えるにあたり御神札を新しくするとともに、御幣(ごへい)と呼ばれる和紙で奉製された貢物を新調します。
その御幣の立て始めを神様に奉告すると共に使用する和紙や水引などの材料を全て祓い清めるため、御幣立始祭という神事を毎年執り行っています。
古来、大変貴重であった麻は神聖なものとされ、神社や生活の中で様々に取り入れられてきました。
それが後に紙へと変化し、現在はこのような形で御幣を奉製し各家庭の神棚にお供えして一年の慶を祈っています。
御幣立始祭の終了から先着10名には【新年が光り輝くように】と、特別に金の紙にて御幣を奉製しています。
それを見計らって今年も一番の受付を狙って来られる方もいらっしゃいました。
本日から新年の御幣を奉製しております。
来年も良い年を迎えるため御神札と共に御幣を新しく取り替えましょう。