丙申 平成28年 皇紀2676年元旦を迎えました。
2016.1.1 -[社務日誌]
新年あけましておめでとうございます。
今年も何卒宜しくお願いします。
昨夜から引き続き参拝者をお迎えし、早朝にはまた長蛇の列が出来てきました。
天気も青空をのぞかせるような非常に良い天気で、ちらほら雪が降ったりするものの、気温が高く雪も解けていました。
お陰様で昨年よりも非常に雪が少なく、お参り日和となりました。
ここ数年は夜よりも朝に来られる方が多いため、社殿の前の列はいつまでも途切れることなく、各授与所もすでに人であふれ返っていました。
天気は良いものの寒い中、皆さんよく並んでくださいました。
一年の始まりの祭典である元旦祭も滞りなく執り行われました。
冷え冷えとする寒さが元旦を迎えた実感を沸かせてくれます。
今年も佳き一年となるよう神職、氏子総代一同、真摯に祈りを捧げました。
神事終了後には参列者の皆さんも無事新年を迎えられた喜びで溢れていました。
金生稲荷神社でも元旦祭を執り行いました。
祭事中、零下の中、幣殿の小窓から降り注ぐ太陽の明かりに何とも形容しがたい温かい御神威を感じました。
降り注ぐ光を浴びながら奏上する祝詞は、年の初めに相応しい清々しいものとなりました。
その神妙な雰囲気の中にも、新年を迎えた喜びで溢れた人々の声と鈴の音が大変心地良く響いていました。
元旦祭が終了してからは数年前からはじめ、今や大好評の新春開運もちの振る舞いも行われました。
熱々に蒸かしたお餅を杵で勢いよく突く快音が境内に響くと、お参りを終えた沢山の方が集まりました。
総代さんをはじめ、多くの氏子の方が手伝ってくださいました。
また数年前から廣田町会のケーキ屋さんである西洋菓子えりーぜの方も手伝って下さり、本格的なものになってきました。
日が落ちてからようやく行列が引いてきましたがお参りする人は後が絶ちませんでした。
そのこともあり、急きょ一時間以上延長して授与所も解放しました。
新しい年をこうして多くの方と共に迎えられることは大変嬉しく思います。
今年は天候もよく、非常に気持ちのいい正月となりました。
今年も氏子崇敬者皆さんが佳き年、麗し年となるよう祈念申し上げます。