全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

茶道の初釜に参加しました。

2016.1.13 -[社務日誌

平成28年1月10日に日本料理百代さんにて裏千家 淡交会 奥村社中の茶道の初釜行われ参加しました。

奥村社中 初釜

習い始めてより6回目の初釜を迎えますが、今年は諸行事が重なり中々稽古に行くことは出来ませんでした。

奥村社中 初釜

ただ、一年に一度の大事な茶事である初釜には必ず参加するようにしています。

奥村社中 初釜

初釜は新年初めに行われる茶会のことで、一般的には正月行事が落ち着く1月10日前後に開かれているそうです。

奥村社中 初釜

その歴史は千利休と並んで称される、偉大な茶人である津田宗達が永禄8年(1565)4日に「初風呂」と称してお客を招いて開催した茶会から由来するそうです。

奥村社中 初釜

その後、江戸時代には「茶湯始」や「初茶湯」と称され、盛んに行われ現代にいたるそうです。

奥村社中 初釜

茶事は季節を大切にした誂えにしますが、初釜では掛け軸に新春を表現したものや、長い柳に椿をあしらった物を飾るなど、いくつか約束事があります。

奥村社中 初釜

今年は竹内栖鳳の軸に立派な柳や椿などが床の間に飾られ、菓子や茶道具なども縁起の良いものや柄が多く使われていました。

奥村社中 初釜

社中の生徒を始め来賓の先生方も沢山来れていましたが、例年の如くとても和やかな雰囲気で楽しく行われました。

奥村社中 初釜

本来の形式は「待合」、「席入」、「初座(懐石)」、「中座」、「後座(濃茶・薄茶)」など、順番が定まっていますが、会場の関係や時間の関係もあり大広間にて通して行われました。

奥村社中 初釜

当日はお茶やお菓子を運ぶお運びという役を務め薄茶を点てました。

奥村社中 初釜

初釜には篠笛山口流の山口汐花さんも来られ、茶事の間とても風流な演奏を流して頂きました。

奥村社中 初釜

先生の新年の挨拶からはじまり、濃茶が点てられた後に懐石となりました。

奥村社中 初釜

美味しい料理を頂きながら恒例の近況報告並び挨拶が行われ、笑いの絶えない顔合わせとなりました。

奥村社中 初釜

ほぼ稽古は出られなかったものの、さすがに6年もしていると流れも覚えており、多少間違うところもありましたが何とか無事に点てることが出来ました。

奥村社中 初釜

今年も非常に楽しく始まることが出来ました。

滞りなく無事終えたことおめでとうございました、。皆さんお疲れ様でした。