全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

青森田中学園感謝祭(針供養)が執り行われました。

2016.2.8 -[社務日誌

青森田中学園感謝祭(針供養)が執り行われました。

青森田中学園感謝祭

青森田中学園では昭和21年の創立以来、絶えることなく針供養が続けられ、一年に一度、物を大切にして感謝するという心を自覚させるため子供達をはじめ学園関係者が揃って感謝祭が執り行われています。

青森田中学園感謝祭

針供養は2月8日に行われる行事で、私たちの生活に欠かせない衣類を縫製するのにあたり、日々かたい布を指している針をわらかい豆腐へ刺すことによって保養し、休んでもらうよう慰める行事です。

青森田中学園感謝祭

今年も学園全体の青森中央学院大学大学院、青森中央学院大学、青森中央短期大学、青森中央短期大学附属第一幼稚園、第二幼稚園、第三幼稚園、中央文化保育園、浦町保育園、特別養護老人ホーム三思園、青森中央経理専門学校、青森中央文化専門学校から300人程の教師・生徒・園児等が参集して行われました。

青森田中学園感謝祭

折れた針をはじめ、それぞれの施設で日頃から使用しているコンピューターや包丁、書籍、おもちゃなど、欠かせない大事な道具や物もご神前に供えられました。

青森田中学園感謝祭

祝詞奏上後は供養の儀となり青森中央文化専門学校の学生代表数名が使い古された針を豆腐に刺して供養しました。

その後、感謝の言葉として学生代表が日頃の想いを手紙にして神前で読み上げました。

青森田中学園感謝祭

また、昨年から感謝祭の神事終了後に10分程度の講話の時間を設けて頂いたため神事についてお話しをしました。

講話ではなぜ針供養をして慰めるのか、神事では一体何をしているのかといったことを始め、気付く力を身に付けることによって感謝が見えてくるといったお話しをしました。

青森田中学園感謝祭

続いて学生スピーチの発表が行われた後、幼稚園や保育園の園児らによる感謝の言葉と「おもちゃのちゃちゃちゃ」を合奏して小さい子供達もしっかりと感謝の気持ちを捧げていました。

ものに溢れている時代だからこそ、一つ一つ大事にする心を育む事が何よりも大切なことです。

青森田中学園の先生、生徒を始め、関係者皆様の益々のご繁栄とご多幸を祈念申し上げます。