久し振りですが池坊・葛西栄峰先生から献花されたお花をご紹介します。

今回のお花は乙女桜、ききょうらん、ピンク百合、フリージア、菜の花だそうです。

関西では梅がすでに咲き始めているそうですが、青森市はまだまだ雪に覆われ花のつぼみが開くのはまだまだ先です。

先月活けられた乙女桜も蕾のままでしたが、建物の暖かさに日毎に多くの花を咲かせていました。

発色の強い乙女桜の桜色が、同じく春の花である黄色い菜の花を加えることで色の主張が抑えられことによって、春浅し青森に優しい春を届けているように見えます。

この花のように、どんなに厳しい冬があっても雪が融けて必ず春が来るように、蕾でいる時にどれだけ辛抱できるかが大切で、華やかな花を咲かせたとしても決しておごらず周りとの共存共栄する心構えが大事です。

お花をご覧になりたい方は気軽に廣田会館までお越し下さい。