蟹田八幡宮の春祈祷が執り行われました。
2016.3.9 -[社務日誌]
外ヶ浜町蟹田地区に鎮座する蟹田八幡宮にて春祈祷が執り行われました。
すっかりと雪も融け晴れてはいなかったものの春らしい暖かさを感じました。
春祈祷は一年間の家内安全を願う神事で、旧暦の新年を迎えてからの彼岸前に行うのが通例となっています。
本来、春祈祷は氏子宅を一件一件訪ねて神事を行いますが、蟹田八幡宮では世話人と呼ばれる女性の方々が蟹田全9地区を回って氏子を取りまとめた後、神社にて名前を読み上げて祈願します。
今年は町の行事で一人暮らしの方のレクリエーションが重なってしまったため、参列者が少ないかと予想されましたが20名近くの方に参列頂きました。
世話人の方々も年々高齢化で奉仕が難しくなっているにも関わらず沢山の方にお参り頂きました。
終了後には祭壇に備えたお菓子をお下がりとして皆さんに分けました。
講話では先日パラオ共和国にて慰霊祭を行った際のお話しをしたのち、日頃から疑問に思っていることなどにお答えしました。
神事が終わると、それぞれの地区を回り家屋を守る屋船大神や火、水、倉庫を守る御神札と剣祓いを同封したものを頒布してもらいます。
今年一年も氏子皆様の更なるご隆昌ご健勝を祈念申し上げます。