下小国住吉神社の祈年祭が執り行われました。
2016.3.17 -[社務日誌]
外ヶ浜町下小国地区に鎮座する下小国住吉神社の祈年祭が執り行われました。
すっかり春の陽気となり薄い上着でも過ごせるような気持ちの良い天気となりました。
下小国住吉神社は非常に小さい集落ですが、いつも大勢の氏子さんが参列されます。
毎年、集落内で分かれている班が順番に大祭の奉仕を担当しますが、しっかりと神饌(お供え物)も用意して綺麗に並べていました。
大阪の住吉大社から下小国へ神社を勧請した際に、一緒に御神木として授かってきた皁莢(さいかち)の木の根元近くに昨年頃から割れ目が発生しました。
この御神木は外ヶ浜町の指定文化財、天然記念物に指定されているため、管轄の教育委員会に問い合わせて樹木医に調査してもらいました。
ただ、調査した頃よりも更にヒビが多くなり、さらに近くにも割れ目が発生していることから氏子総代さんとで、今後の対策を協議することになりました。
いつか命あるものは朽ちるとはいえ、守り続けてくださった御神木の割れ目に皆さん残念そうでした。
終了後は公民館に移動して直会となりました。
ぽかぽかする暖かい日差しのお蔭か、とても楽しく盛り上がりました。
五穀豊穣、産業発展、氏子さんにとって今年一年も佳き年となるよう祈念申し上げます。