寒川神社の東北嶽東会が開催されました。
2016.4.9 -[社務日誌]
平成28年4月5~6日に掛けて寒川神社東北嶽東会(がくとうかい)が青森市で開催されました。
嶽東会とは神奈川県に鎮座する八方除総鎮護として全国より崇敬を集める寒川神社の旧職員で構成される会で、東北で奉仕されている会員で結成されたのが東北嶽東会になります。
3年程前に結成され、毎年東北各県をまわり会員同士の親睦を図るとともに、各県神社の視察参拝や情報の共有などによる斯界の発展を望むべく行われいてます。
昨年の福島県開催に続いて今年は青森県となったため、今回幹事をさせて頂きました。
今回は霧島神宮名誉宮司さん、金華山黄金山神社宮司夫妻、仙台総鎮守愛宕神社宮司、三皇熊野神社宮司夫妻が参加され、初日の懇親会では野辺地八幡宮の宮司さん禰宜さんが駆けつけてくださいました。
2日目にはまず廣田神社にて正式参拝を行い境内案内をしたのち、八甲田ロープウェイで山頂に登って青森の雄大な景色を眺めてもらいました。
生憎の天候でしたが陸奥湾や市街地を眺めることもでき、八甲田山の寒さも体験して頂きました。
また、先日開通された八甲田ゴールドラインの雪の回廊を歩いてみましたが、すでに桜が咲いている地域も多い中、眼前にそびえる雪の壁に皆さん驚いていました。
その後、国民保養温泉地第一号になっている酸ヶ湯温泉にて昼食の酸ヶ湯そばを頂きました。
最後に青森市が誇る火祭りであり、寒川神社の神門に毎年掲げられているねぶたを紹介するワラッセに案内して終了しました。
道中も青森県の神社の状況などをはじめ、青森県の歴史などもお話しさせていただきましたが、先輩方からも様々な助言や情報をたくさん頂くことが出来ました。
こうして寒川神社での奉職が終了したあとでも斯界発展のために協力して交流が持てるのは大変ありがたいことです。
社務ご多忙のところ集まって頂きましてありがとうございました。