平成28年6月3日に木版画が奉納されましたので奉納奉告祭が執り行われました。

舞姫会第一期生の小学校4年生の女の子が、昨年、舞姫の巫女舞を題材にした木版画を学校の授業で制作したそうです。

その制作した後に感謝の心を伝える「奉納」という形を知ると、神様に奉納するということになり、今回、その奉告祭を執り行うことになりました。

奉告祭は舞姫会の稽古が始まる前に行われましたが、木版画を額に納め、尚且つしっかりと熨斗紙を付けて持ってきてくれました。

また、参列中は足を揃え、手は太ももの上に綺麗に添えて心静かに参列し、舞姫で日頃稽古している玉串拝礼も大人顔負けに素晴らしい作法で祈念していました。

同行したご家族の皆さんにも玉串拝礼してもらいましたが、本人同様、皆さんしっかりと拝礼されていました。

制作当時、小学校3年生の若干9歳の子供が、こうして感謝の心を奉納という形で伝え、更には奉告祭に於いても大人以上の姿勢で参列している姿は非常に素晴らしく、人としても大変立派でした。

子供だからとか大人だからとかではなく、どのような心を養っているかということが人として如何に大切かということを改めて教えてもらったような気がいたします。

巫女舞の美しさと躍動する臨場感あふれるとても良く特徴を捉えている素晴らしい版画です。

廣田会館の受付窓口上に飾っていますのでぜひ、ご参拝がてらご覧ください。