全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

廣田苑の枯山水を整備しました。

2016.6.11 -[社務日誌

平成28年6月6日~7日に廣田苑の枯山水を整備しました。

廣田苑枯山水整備

これまでは石が敷き詰められているだけで 長年の劣化もあり、地面を貫いて草が生えたりコンクリート箇所が崩れていました。

廣田苑枯山水整備

昨年の宵宮では初めて金生稲荷神社において茶会を開催し、景色が眺められるように横の扉を解放して庭園を眺められるようにしました。

廣田苑枯山水整備

その際に枯山水が目の前にあり視界によくはいるため、より良い眺めとなるように昨年から整備を計画していました。

廣田苑枯山水整備

これまで戦後間もなく参道の石畳として使用していたであろう敷石が枯山水の境界線に敷かれていましたが、それを外し自然石を並べてより雰囲気が出るようにしました。

その中でも丸い形をした石は深浦石といって青森県深浦町で採石された珍しい石だそうです。

廣田苑枯山水整備

また、石が敷き詰められていた場所もコンクリートで再形成して草が生えないようにしました。

廣田苑枯山水整備

廣田苑枯山水整備

思ったよりも整備の時間がかかったそうですが、より周りの風景に溶け込んでより良くなりました。

廣田苑枯山水整備

廣田苑枯山水整備

元々境界に敷かれていた敷石は再利用して乃木神社に続く参道の石畳に移し替え、これまでの2列から3列に増やすことが出来たためより広く歩きやすくなりました。

廣田苑枯山水整備

廣田苑枯山水整備

また、昨年鉄柵を撤去して自然石を並べた一つが石の中央が凹んでいる特異な形をしていたためその穴を利用して手水鉢見立てて蹲(つくばい)として水を通しました。

この水は地下水のため飲めませんが、手洗いなど清める水としてご利用いただけます。

廣田苑枯山水整備

6月19日の宵宮では是非お抹茶を頂きながら神苑を眺めていただければと思います。