総合消防訓練を実施しました。
2016.6.15 -[社務日誌]
平成28年6月10日に恒例の総合消防訓練を実施しました。
当神社では年に2回行っていますが、訓練ごとに災害の想定を変えて行っています。
今回は地震により廣田会館2階給湯室から火災が発生し、初期消火を試みるも天井まで燃え移ったため避難を呼びかけたところ、ご祈祷を待っていた家族のお母さんが2歳の息子を助けに向かうも煙を吸って朦朧としているため神職が息子を連れだして何とか難を逃れたという設定で行いました。
その想定のために大きく分けて3点の訓練を行いました。
1、消火訓練 廣田会館2階の台所から火災発生を想定し、消火器を噴射する動作を行う。
2、通報訓練 館内放送をかけ、実際に訓練用119当番の電話を消防へかける。
3、避難訓練 館内放送により玄関へ避難誘導をする。
訓練では実際に声を張って避難を呼び掛けたり、本番を想定して消防署にも訓練用の通知をしています。
その通報訓練も2回行い、万が一火災が起きても職員誰でも対応できるようしています。
今回は東苑倶楽部の皆さんも来ていたため、訓練用の消火器を使用して一緒に訓練しました。
いざ使用してみると操作に戸惑うこともあり、皆さん貴重な体験になったとお話していました。
年2回とはいえ、常日頃から様々な想定のもと訓練をしていることが、万が一があった際の大きな力になると思います。
不特定多数の人が出入りするからこそ、しっかりとこれからも続けていきたいと思います。
神社内で災害が起きた際は、救助隊が来るまでは神職が誘導しますので、必ずルールをお守りください。