舞姫会の稽古が行われました。
2016.6.22 -[社務日誌]
平成28年6月17日に舞姫会の稽古が行われました。
宵宮での奉納に向けて最後の稽古となりました。
体調悪く休んでいた子も駆けつけて全員でそろうことが出来ました。
本番直前ということで着慣れない衣装に慣れるため着装してから始めました。
やはり白衣袴に袖を通すと気持ちが締まるようで、いつもとは若干違う顔つきになっていました。
まずは会館にて一通り舞を復習しました。
ある程度そろい、雨も晴れたということで早速外に出てほんばんの位置で舞うことにしました。
これまでの稽古と違い、舞だけではなく入退場も加わるため玄関から出たところから稽古が始まりました。
広さや感覚、またどういった流れで進むのか、どこの立ち位置に着いたらどのように進むかなど周知させたのち舞を始めました。
当日、生演奏して下さる山口流篠笛奏者の山口汐花さんも忙しい中来られ演奏に合わせて実際に舞ってみました。
これまでの会館とは違い、広い境内に距離感がまだ掴めていないようでした。
それでも定位置について舞い始めると堂々と舞っていました。
ただ、音楽を聞き取るのに苦労しているようで若干拍がずれた動きなどもありました。
それでも何度も舞、その度に修正を掛けながら必死に稽古していました。
あっという間に暗くなり、ギリギリまで外にて本番同様に稽古を重ねました。
保護者の皆さんも忙しい中、終始見守っててくださいました。
最後には大分広さにも慣れたようで、いつも通りの舞に近くなっていました。
稽古を終えると緊張からほぐれたのか、ほっとしたようで笑顔をみせながらも疲れていました。
会館に戻り終わりの会をして終了となりました。
緊張している子もそうでない子も、本番が迫っているという緊張感は感じているようでいつもよりも落ち着いていました。
第一期生の舞姫達にとって外では初めての奉納になり、第二期生の舞姫達にとっては奉納自体が初めてとなります。
当日はこれまでの稽古で積み重ねてきたものがしっかりと発揮できればと思います。
しっかりと予習をして良き舞が奉納出来る事を祈ります。