夏越大祓式用の茅を刈り取ってきました。
2016.7.1 -[社務日誌]
平成28年6月26日に夏越大祓式に使用する茅(かや)を刈り取ってきました。
東北六魂祭が行なわれている関係で道中は大変賑やかでした。
毎年恒例で、宮司が兼務している清水天満宮の総代さんにご協力いただいて茅をわけてもらっています。
茅が使用されるのは茅を輪にしたお守を腰につけたところ災厄から免れることが出来たという蘇民将来の古事に由来され、現在ではくぐることで穢れを祓うという今日のような形態になりました。
昨年とは違い今年は雨に降られることもなかったためじっくりと吟味して良い茅を刈ることが出来ました。
昔は日本のいたる所に自生していたといわれるこの茅も、今では限られた場所でなければ取れなくなっているそうです。
青々と生い茂げる光景は良き日本の風景を心象させるとても綺麗な景色です。
他にも茅の輪に装飾として使用する竹も刈らせて頂きました。
廣田神社の夏越大祓式は当日でも参加可能ですが、なるべく事前に申込み頂ければ幸いです。