舞姫会の稽古が行われました。
2016.8.2 -[社務日誌]
平成28年7月22日に舞姫会の稽古が行われました。
無事、進藤庄兵衛正次翁頌徳祭神幸祭の奉納が終了しはじめの稽古を迎えました。
二ヶ月連続の本番で疲れたと思いますが、大変良く出来、沢山の方からお褒めの言葉を頂きました。
次は11月の新嘗祭での奉納ということで時間が若干空くため、今回は補助指導の鈴木先生がはじめて主導して舞姫会を行うことにしました。
一期生の舞姫とは一年近くも一緒に活動してきたことから折角なのでやってもらいました。
これまで、日数が足りなく1人舞を10人で舞う格好をとってきましたが、複数人で舞う時は複数人で舞う動きがあるため新嘗祭に向けて複数で舞う稽古を重点的に指導しました。
先ずは新嘗祭で複数人舞を経験した第一期生の舞姫達から行いました。
暫くやっていなかったのもあり、所々詰まるところもありましたが、よく覚えていて全体的には非常に良かったです。
複数で舞う時は自分だけの範囲だけで舞うのではなく、場所を交互にしながら動く箇所があるため自分の立ち位置や進む方向転換などが難しくなってきます。
感覚的には覚えているものの、不安な気持ちが出ているため、これを新嘗祭までに堂々と舞えるようにこれから指導していきます。
一通り舞ったのち、鈴木先生から指導が入り、続いて第二期生の舞姫がまうことになりました。
第二期生の舞姫達はこれが複数で舞うはじめての稽古となるので緊張していましたが、思い出しながら必死に舞っていました。
一人舞とは違う箇所は一目見ただけではもちろん覚えられませんが、必死に考えながら動いていました。
時折、鈴木先生の指導が入りながら一通り複数人で舞う舞を行いました。
はじめての指導でぎこちなく、舞姫に伝わらない部分もありましたが、いつもとは違う稽古の緊張感がありました。
たくさん動いたあとはいつもの休憩になります。
すっかり準備も板につき台所ではいつも楽しそうに準備したり片付けたりしています。
今日のおやつも神様にあがったキウイとパイナップルを用意してみんなで分けて頂きました。
すっかり完熟した果物に民案な喜んで食べていました。
舞姫の妹さんも休憩中、舞いたいのか榊を持って動いていました。
休憩後の稽古では通常に戻り、育美先生の指導のもと稽古を行いました。
甘いものを食べたからか先ほどよりも元気が出てとても良い舞になっていました。
終わりの会でもしっかり先生からの講評を述べて補助指導者として鈴木先生も務めていました。
遅れてきた子達も一緒に加わり感謝の祈りを捧げました。
8月は育美先生が長期講習会でいなくなってしまうため、一か月お休みとなり、結果的には前期稽古終了となりました。
夏休みにはいったということで宮司から子供達に食前感謝と食後感謝の奉唱を宿題に授けました。
いっぱい学んでいっぱい遊んで楽しく過ごす夏休みになってくれればと思います。
前期の稽古お疲れ様でした。